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下北半島3泊5日の旅~⑥大間 [旅行]

昨日の尻屋崎に続いて、今度は本州最北端の地、大間を目指しました。
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最近ではマグロでも有名になった地だけに、マグロを食すことも楽しみにして大畑からバスに乗り込みます。
 大畑09:55→大間崎10:47
  
尻屋崎へのバスとは異なり、こちらには観光客が何組か乗っていて比較的盛況です。
車窓右手に広がる海を見ようと右側に陣取り、海峡の景色を楽しみながら大間を目指します。
途中、意外と山道になったり峠を越したりと起伏が激しく、険しい地形だと見て取れます。
そのためか、バイパス工事が進んでいて、至る所で交互通行が見受けられました。
ただ、バイパスは便利になるとは思いますが、その分集落を通る通行量が減り、商店の衰退が進むという短所もあります。
無論、集落を行き交う大型車がなくなって安全になるということもあるので、一長一短なのですが・・ ・
そのためか、バスは時折旧道と思われる道に逸れて集落を経由しながら進んで行きます。
大間付近でもそのようなルートを採り、右折左折と坂の上下を繰り返して、大間崎につきました。

DSCF2062.jpg
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本州最北端の地という碑を見ると、ついにここまでやって来たという感じがします。
一方、マグロで有名になっただけに、こんなモニュメントもありました。
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平成6年に水揚げされた440㎏のマグロの実物大らしく、それを一本釣りする腕と波が向かい合っています。
が、このモニュメントを違うアングルで見てみると
DSCF2061.jpg
まるでマグロが「我が生涯に一片の悔い無し!」とやっているように見える不思議(笑)
このアングルの写真は下北半島の観光パンフの表紙を飾っており、もしかして同じこと考えた方が採用したのでは・・・?

ところで、対岸の函館が見えるそうですが・・・
DSCF2064.jpg
かすかに建物らしきものが見えますが、鮮明には見えません。
空気が澄む冬場のほうがよく見えるとの事です。

この大間崎は観光スポットとして有名になったためか、観光バスが何台か来ており、それを見越したお土産屋や食堂が軒を連ねていて、尻屋崎とは対照的にややバタくさい印象を受けました。
観光で町が潤い、経済効果をもたらすのは歓迎すべきことではありますが、個人的には尻屋崎のような光景が好みです。

せっかくなら観光客向けの店よりも、地元の方が行きそうな店でマグロを食べたいと思い、大間の町中まで行ってみることにしました。
例によってスーツケースを転がして約2㎞。
おとといのむつ市内での悪夢再びかと思われましたが、こちらは起伏もなく比較的楽に辿りつきました。
もっとも、道中はごく普通の住宅や倉庫と空き地が点在し、これといって見るべき景色はなく淡々とした行程でした。

一軒の寿司屋にあたりをつけて入店。
まぐろづくしや、マグロ丼などでも良いのですが、この立地ならばマグロ以外の海産物も良い筈と思い、おまかせで握りを所望しました。
結果的に正解で、マグロが旨いのは言うに及ばず。
白身魚や貝、海老も鮮度が良く美味しゅうございました。
中でも、もともとこの地の名物だったというイカが良かったです。
本来はイカ漁が盛んな地で、そのイカを狙ってマグロが大間付近へ回遊してくるらしく、結果マグロの町としての町おこしとブランド作りに成功したようです。

マグロだけでなく海産物を堪能した後、次の目的地へのバスまでまだ時間があるため、フェリーターミナルまでゆっくり歩いてここからバスに乗る事にしました。
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大間から青森市、八戸市はおろか、むつ市までもかなりの距離と時間がかかる反面、函館までは対岸で1時間半。
地元の方も買い物などは函館に行くことが多いようで、隣町感覚だそうです。
今回はスケジュール上フェリーには乗れませんが、次にこの付近へ来る時は函館からフェリーで来てみようと思いました。
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