SSブログ

Go!プリンセスプリキュア 第21話『想いよ届け!プリンセスVSプリンセス!』 [Go!プリンセスプリキュア]

 挫折しかかっていた時、カナタに出会う事ができたはるかと、ディスピアに出会ってしまったトワ。生まれも育ちも違う両者に共通するのは、「プリンセスになる」という夢です。
 かたや花のプリンセス、こなたブラックプリンセス。曲折を経て「プリンセス」の肩書を持つに至った二人が交錯する時、闇の呪縛が解き放たれ、そして・・・
   
 それは、在りし日の出来事。
『早くお兄様みたいに上手に弾けるようになって素敵なレディに、グランプリンセスになりたいのに』
 ヴァイオリンが上手く弾けず悩んでいるトワに、魔女の囁きが聴こえました。
『なれるさ。その大きく強い夢、叶えてあげよう・・・』
 その声に振り返るも、目の前に広がる茨に恐れをなし、首を横に振ると・・・
『なら仕方が無い。しかしせっかくの機会を逃すとは、お前のお兄様もさぞがっかりするだろうね』
 悪魔の囁きが、幼い王女の心に巧みに付け込み、そして・・・
『私はグランプリンセスになりたい。夢を叶えたい!』
 グランプリンセスを目指す王女は、自ら茨の森の奥深くへと、足を踏み入れたのでした。

 あれから幾年月。行方不明の王女が変わり果てた姿となって、兄の前へ姿を現しました。
『私は、ブラックプリンセス。この世界に、絶望を』
 ブラックプリンセスに、プリキュアとカナタを倒せとディスピアの命が下ると、
『はい、お母様』
まるで操り人形のように抑揚が無い声で応え、カナタに襲い来るブラックプリンセス。瞬時に変身したフローラが、その攻撃を受け止めて問いかけます。
『あなたがカナタの妹さんだったなんて、一体何があったの?』
 その問いには答えず、問答無用で襲って来ます。到底話が通じる相手ではありません。

『ずっと探してた家族とこんな形で再会したら、誰だってショックだよ』
 詫びるカナタを気遣って、フローラはブラックプリンセスに向き直ります。フローラは直接拳を交えた事で、ブラックプリンセス自身をも飲み込もうとしている危険な力を感じ取りました。
『大丈夫!そんな事絶対にさせない』
『詳しい事情は分からないけれど、このまま彼女を放ってはおけないわ』
『ま、兄妹の再会ってのはもっと感動的じゃないとね』

 プリンセスプリキュアの夢の力なら、絶望の力を打ち払ってトワを開放できるはず。一縷の希望を胸にロッドを構え、全力でブラックプリンセスに挑みます。ミーティアハミングで押し返し、バブルリップルの水球で包み込み、リィストルビヨンを打ち込み、そのまま一気にモードエレガントで攻める!
 その時、ブラックプリンセスもモードエレガント姿になりました。さながらディスピアを思わせる黒衣を纏い、ヴァイオリンを弾くような構えで絶望の波動を打ち付けてきます。カナタの呼びかけも、今の彼女には全く届きません。ディスピアの嘲笑が響きます。
『どうだカナタ王子。これが絶望の力だ』

 追い打ちをかけるように、ディスピアはトワをかどわかした時のいきさつを明かしました。
『お前の妹は夢を持っていた。ホープキングダムの王女に相応しく、強く大きなその夢に向けて、幼い身でありながら、一人日々努力を重ねていた。だが夢は大きければ大きいほどその道のりは遠く険しい。己の未熟に苦しみ、不安に溺れた王女の心に私は呼びかけ、そして・・・王女は自ら踏み入ったのだ。絶望の森の奥深くへ』

 トワが自分から絶望の森へ踏み込んだと聞いたカナタは戸惑いを隠せません。常に穏やかで紳士的な彼が珍しく声を荒げ、なぜトワを連れ去ったのかとディスピアを問い詰めます。ディスピアの目的は、希望をホープキングダムの民から奪うことでした。事実トワを失ったホープキングダムは絶望に染まり、その絶望はディスピアの糧となって侵攻を許しました。さらにディスピアは用済みのトワを利用する奸計を思いつき、記憶も心も夢も消した上でディスダークのプリンセスとして育て上げたのでした。
『希望の王女が絶望の王女となり、その手で希望を消し去る。お前達にとってこれ以上の絶望は無かろう』
 
 しかしディスピアは、キーを手に入れることもプリキュアを倒す事も出来なかったトワイライト様を失敗作と切り捨て、完全に捨て駒にする腹積もりです。
『せめて最後は私の役に立って見せよ』
『はい。お母様の仰せのままに』
 自分の命を燃やせと言われても全く疑問を抱かず、ただ従順に従うのみ。愕然とするカナタ、そしてプリキュア達は、ブラックプリンセスの絶望の波動に押し切られました。
 倒れたカナタに、ブラックプリンセスが静かに歩み寄ります。カナタの目にはブラックプリンセスと、その背後のディスピアが映っています。さながら、本当の親子のように似通った姿で―
『さあ、絶望せよ』

『夢は、あるよ』
 絶望のプリンセスの背後に、花のプリンセスが立ち上がりました。
『夢も希望も、まだ消えていない』
 その目は自信と希望に満ちています。彼女はまだ、諦めていません。

『美しい!トワイライト様、何と気高き御姿!』
 シリアスな流れは、突如シャットさんが打ち砕きました(笑)。彼にとって理想の姿であるブラックプリンセスに周囲を省みず見とれ、
『トワイライト様、あなたと出会えたことがこのシャット生涯最大の喜び!』
 などと感極まっていると、そこがディスピアの目の前だと気付いて慌てふためきました。

『希望はある。今、私の目の前に』
 フローラはトワイライト様のヴァイオリンを聴いた日の事を思い出しています。
『ヴァイオリンは心を閉ざして弾くもの。あなたはそう言ったよね。でも私、あなたの演奏にすごく感動した。あなたみたいに弾けるようになりたいって思った!』
 フローラはまるで舞うようにブラックプリンセスの攻撃を受け止めて行きます。
『それはきっと、あなたの音色は心を閉ざしても押さえ切れない夢。それに遠く離れたカナタへの想いで溢れていたから!』
 ブラックプリンセスの攻撃を受け止める度に舞い散る花弁に包まれながら、王女の心は消え失せたと言うディスピアの言葉を遮るように、拳を受け止めたフローラは笑顔で呼びかけます。
『心の無い人にあんな素敵な演奏、出来ないよ!あなたの心は無理やり閉ざされているだけ。あなたの夢もカナタへの想いも、その中で生きている!』

 フローラを妨害しようとするシャットさんとロックを、それぞれマーメイドとトゥインクルが防ぎ、今度こそ決めるべく、モードエレガントからトリニティ・エクスプロジオンを放ちます。ブラックプリンセスもヴァイオリンの構えから闇の波動を撃ち放ち、二つの波動が拮抗します。
『無駄な事を。私が生み出した黒いキーより溢れ出る絶望。お前達如きでは消せはせぬ。まして12個全て揃っておらぬドレスアップキーの力ではな』
 それでもフローラは笑顔を絶やしません。
『私たちだけじゃない。希望の力は』
『そして夢は、トワ。君の中に』
 カナタはヴァイオリンを構え、あの思い出の曲を、ホ長調の調べを弾きながら語りかけます。
『トワ。この曲を覚えているかい?あの頃、トワの喜ぶ顔が観たくて僕は何度も弾いてあげた。一緒に弾きたいと懸命に練習するトワを見て、とても幸せだった』
 思い出の中の幼いトワの姿が、ブラックプリンセスに重なります。カナタの夢。それは再びトワと一緒にヴァイオリンを弾く事。それは、カナタ一人では叶えられない夢―
『トワ、どうか思い出して欲しい。あの時聞かせてくれた君の夢を・・・』
 カナタの演奏と言葉に耳を傾けるように、ブラックプリンセスの動きが停まりました。
『強く願えば夢は必ず叶うのだから』
 冷たい仮面の下から、涙が一筋頬を伝い、ブラックプリンセスから夢の光が溢れ出しました。
『馬鹿な。消し去った夢が蘇ったとでも言うのか?』
 そして瘡が剥がれるように、ブラックプリンセスの仮面が外れました。
『お兄様・・・』

 光が消えた時、トワイライト様の衣装を纏った赤い髪の少女が、カナタに抱きかかえられています。ようやく妹を取り戻したカナタと対照的に、シャットさんはトワイライト様の姿が消えてしまった事に取り乱しています。今、この場で一番絶望しまくっているのはシャットさんです(笑)

 その時、地鳴りが響きました。怒りに満ちたディスピアの魔力が、宮殿を包みつつあります。眠ったままのトワを抱えたカナタと共に、はるか達も異世界を繋ぐ扉へと急ぎます。
『今の僕らではディスピアの力に遠く及ばない。君たちもさっきの戦いで消耗しきっている。ひとまずここから脱出するんだ』
『夢は叶わぬ。希望は消える。世界は絶望でみたされるのだ』
 知らなかったのか?大魔女からは逃げられない。とでも言わんばかりに、背後から茨が追って来ます。カナタは何やら覚悟を決めたような、思い詰めた表情で走り続けます。

 扉に辿りつき安堵したのも束の間、茨が襲いかかります。それをカナタが受け止め、意識を取り戻したトワがおぼろげにその姿を認めました。
『お兄様・・・』
『お帰り、トワ。もう何も心配はいらない。トワは僕が必ず守る』
 妹に微笑みかけながら、カナタは皆に扉へ飛び込むよう促します。みなみときららがトワを抱えて一足先に扉へ向かい、パフとアロマが続きます。はるかはカナタも一緒に行こうと促しますが・・・
『君たちが飛んだあと、この扉を破壊して閉ざす。ここで食い止めなくては、lディスピアの魔力はどこまでも追い続け、きっと君たちの世界にまで及んでしまう。それだけは防がなくては』
 既に扉へ飛び込んだみなみときららの腕の中で、トワはおそらく「お兄様」と呟いたのでしょう。徐々に小さくなる兄の姿を、朦朧とした意識で見つめながら・・・。その兄は、はるかに背を向けたままディスピアの茨を食い止めています。
『はるか。君たちのお蔭で僕は再びトワと会う事が出来た。失くしていた希望を見つける事が出来た。すぐに行くよ。まだ叶えたい夢もあるからね』
 そしてはるかに向き直り、杖を向けました。はるかは扉の中へと吸い込まれ、懸命に手を伸ばしても、カナタの姿はどんどん遠ざかり、静かに扉が閉じていきます。
『はるか。トワを・・・頼む』
 はるかの目に映るカナタは微笑を浮かべていました。その背後からディスピアの姿と共に茨が迫り・・・

 カナタは再び、ディスピアに向き直ります。
『会いたいと、心から望めば、きっと・・・はるか。また会おう!』
 カナタの持つ杖の宝玉が砕けると共に、扉が破壊されました。
『カナタ!!!!』
 はるかの悲痛な叫びは、もうカナタへは届きません。遥か彼方の夢が浜へと、戻されました。

 柔らかな夕陽(トワイライト)が、浜に戻ったはるか、みなみ、きらら、そしてトワを照らします。
『お兄様・・・』
 朧げな意識で、うわごとのように口走る彼女の、兄の安否は果たして・・・


 ブラックプリンセスは外見だけでなく内面も完全にトワイライト様の面影が失われています。彼女は「気高く尊く麗しく」を信条にしていた筈なのに、操り人形と化した姿からは気高さも、尊さも見出す事は出来ません。麗しく、についてはシャットさんのように、あの姿に美を見出す方もいるのでしょう。価値観は人それぞれですので・・・。

 在りし日の姿を知るカナタであれば、そのブラックプリンセスがトワの心を取り戻す可能性を信じられるのも理解できます。しかしはるか=フローラはそもそもトワの人となりを知りません。はるかがイメージするトワはいずれもカナタやシャムール先生から人づてに聞いたものだけで、実際に見て確かめたのは、トワイライト様としての姿だけです。また、カナタの人柄を信頼するが故にその妹も信頼できるのではないかという、根拠の薄い手がかりしか持ち合わせていません。
 何度も見下されたり、家族を利用されたり、あまつさえ夢の象徴である本を燃やされそうになったり、はるかはトワイライト様にかなり酷いに遭わされています。それでもトワイライト様を憎むどころか、むしろその気品と立ち居振る舞いを尊敬している節すらあります。人は初対面の第一印象で左右されると言います。トワイライト様に希望を見出す事ができるのは、初対面の際のヴァイオリンが刺さったからだとフローラは語っています。
 かつての美少女敵幹部達に於いて、第一印象でその人となりを信じられたと言うのはイース様を思い出します。ラブはイース様に出会うよりも早く、「せつな」に出会っています。せつなにとっては偽りの友情とはいえ、それを本気で受け止めて信じられたからこそ、結果的にイース様の心を救済する事が出来ました。今回についても同様で、はるかはトワイライト様の冷酷な振る舞いよりも先に、その音色に出会っています。人の心は「感動」には嘘をつけません。その時抱いた感動があったからこそ、ブラックプリンセスの中に深く封じられたトワの想いを信じられたのでしょう。

 私はプリキュアシリーズには希望をもたらすものであって欲しいと願っています。それは各シリーズでもちろん一貫しておりますし、裏切られた事もありません。どんなに重い展開になろうとも、必ず希望を作ってくれるとスタッフの皆様を信頼しているからです。そしていい歳した私もまた今日を生き抜く力を作品から得て頑張れています。私のこの気持ちは、はるかがヴァイオリンの音色に見出した感動と同じものなのかもしれません。

 カナタにとっては非常に辛い展開だった筈ですが、ここまでされても彼は全く絶望しません。それは目の前にトワという希望を見つけられたからでしょう。例えそれが話の通じない洗脳された状態でも、ほんの少しで手が届くところに希望がある。砂漠を彷徨ってようやくオアシスを見つけたような感じかもしれません。オアシスの姿を見て絶望する人などいない筈です。しかし、手の届くところまで来た希望に跳ね飛ばされる絶望を前にした時でもカナタは無念そうな表情を浮かべるものの、瞳から光は失われていません。オアシスが実は蜃気楼だと知れば、当然絶望してもおかしくありませんが、カナタはそうではありませんでした。
 もちろん作劇上の理想的な王子様像というのもあります。しかしはるか達にとっての希望の象徴である彼は、逆にはるかから希望を受け取っています。トワを失い、闇を彷徨っていた少年の日の彼が見出した光の先にいたのは幼いはるかでした。前回も引用したのですが、自分を励ます最良の方法は人を励ます事と言います。その時から、カナタにとってもはるかが心の支えであり得たはずです。そして今回はフローラの自信に満ちた姿に改めて希望の象徴のように映った筈です。
 それは今回のラストシーンで自ら盾となる場面でも変わりません。はるか達になら安心してトワを託せるという確信が、その希望の源だと思います。希望を未来に託す姿には、例の如くジョジョからの引用で恐れ入りますが「来いッ!プッチ神父」を思い起こしました。この徐倫の瞳同様、この状況に於いてもその瞳は前を見ています。マーメイドとトゥインクルが加勢してくれたから、フローラはブラックプリンセスに向き合う事が出来ました。フローラがいたからカナタは妹を取り戻し、彼女達に迷いなく希望を託すことが出来たのだと思います。(全くの余談ですが、徐倫とトワの中の人は奇しくも同じですね)

 ディスピアはここまでやるかというえげつなさで、悪の魔女に相応しい活躍?ぶりです。もっとも、次回は今回をさらに上回るドSぶりを披露してくださいますが(笑)、そんな中、
『お前の妹は夢を持っていた。ホープキングダムの王女に相応しく、強く大きなその夢に向けて、幼い身でありながら、一人日々努力を重ねていた』
 という台詞が、トワが置かれた立場の厳しさを伝えている気がします。王家に生まれた彼女は、誰から強制されなくとも、王女らしくというレールに乗る事を余儀なくされていたのでしょう。レールに乗った人生の上にある夢では、挫折した際に脇道に逸れる事ができません。人生には、時には寄り道、脇道、回り道が許されるもの。かつてスマイルプリキュアのれいかは留学という「道」を選ぶことが出来ず、人生においての回り道を経験しました。しかしそれは彼女の人生にとってプラスになっています。トワもまた、挫折を知り、回り道を経て、かつ罪を背負い悩み苦しんだことで真のプリンセスへとなるための得難い経験をしたと思いたいです。

 トワが呪縛から解き放たれ、真にはるか達と共に歩むにはあと2回を要します。次回はリアルタイム放送時にあまりの衝撃と感動を受けた一編だけに、ハードルは高いですが、彼女達に負けないように私も作品と向き合いたいものです。
nice!(3)  コメント(6)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アニメ

nice! 3

コメント 6

MP

いよいよトワイライトとプリキュアの決戦。そしてディスダーク誕生のいきさつが判明した回でした。

こんな中にあって、プリキュアはトワ復活のために頑張り、遂にトワの記憶が戻りました。これからいよいよキュアスカーレット誕生へとつながるワケですな。
by MP (2017-03-07 22:44) 

悩める父メフィスト

ついに来ました。トワの解放回。 ちょうど昨夜DVDを見直したところ、熱のこもった内容を拝読でき 改めてDVDを見直し あの興奮を改めて・新たにしました、ありがとうございます。

トワイライトが技を放つ所作、たしかにバイオリンの構え、動作ですね!。

何度か書き込みさせて頂いてますが、私はプリキュアシリーズの音楽 特にBGMが大好きです。 スティクス様には及びませんが楽器も少々やっておりました。 今回は プリンセスプリキュアの中でも 特にお気に入りの曲が目白押しでした(次回はもちろんのこと!)。

・回想シーン: トワのメロディ: 13話以降 断片的に登場していましたが(麗しい演奏姿で) ここでフルコーラス流れていたのですね、ほんとうに切なく悲しい哀しい響きでした・・・いや あれは「気づく」のは無理ですよね。

・反撃 トワの解放へ: 試練を乗り越えて(ドキドキ初出) : これも高木氏の魅力に溢れた曲ですね。

・希望はある!フローラ、舞いながらのトワイライトとのタイマン、夢を守りたい(ほぼノーカット): 重厚な3連符の上下降が引用的な3拍子(記譜なら9/8?)のストリングスの魅力満載のこの曲は、1話で完全に虜になった曲です。 物語上はクエッションドしたところで 次の曲に移ることが多いのですが(例えば1話や22話での プリンセスエンゲージへのブリッジ) 切ないハープの下降音型が実に印象的です。

・トワの解放(カナタのメロディ): 曲の美しさ素晴らしさはもちろんのこと、19話での練習場面が 何気に効いており、ほんとうに構成の凄い作品だと思いました。 優しい終結部がBGMでのエクスプロジオンは 印象ががらっと変わりますね。

・カナタが身を挺しての トワたちの脱出: あきらめない想い : あまりに切なく やるせなさすら感じ 胸にぐっとくる ものすごくお気に入りです。 曲の最後で一筋の光が指すような メジャー(長調)コードが さらに涙を誘い この回を結びます。

by 悩める父メフィスト (2017-03-08 00:23) 

スティクス

>MPさん
再視聴開始から5か月。ようやくここまで辿りつきました。
そしていよいよ次回、アレです。
自分でハードル上げておいて難ですが・・・結構プレッシャーだったりします。
by スティクス (2017-03-08 23:14) 

スティクス

>悩める父メフィストさん
ちょうどご覧になったばかりなのですね。
やっぱりこの中盤の展開は、何度も見返したくなるものです。

そして劇伴をからめての解説、凄いです!
私はサントラを持っていないので、こういうタイトルだったのかと初めて知りました。
あの曲、「トワのメロディ」と言うのですね。確かにあれでは気づかないです。だからこそ次回に驚きと感動がひときわでした。

>夢を守りたい
気になって今再び録画を見返してみました。8分の9っぽいですね。結びの音型も改めて意識して聴き、その美しさに魅せられました。

>カナタのメロディ
一応、Vnでさらうことは出来たのですが、人様に聴かせるレベルでは無く(笑)。とりあえず自己満足で弾いています。でも、トワのメロディよりは弾きやすいです。

>あきらめない想い
ただ切ないだけでなく、ご指摘のラストの調性に「救い」が感じられるのが良いですね。
by スティクス (2017-03-08 23:27) 

悩める父メフィスト

早速のコメントありがとうございます。
この回・次回は ご投稿にコメントするからには 自分ももう一度見直したいと思って、ちょうどその翌日のご投稿だったのです^^。 私も次回22話を 覚悟を持って観直したいです。

サントラは きっとスティクス様がお気に入りになると思います!。
劇中では尺に合わせてカットされたりするのを フル尺の独立した1つの楽曲として聞きたい、 台詞やSE無しでも鑑賞に十分足りうる 1つの楽曲として:楽曲だけで聞きたい、という思いにしっかり応えてくれます。 そして 私が毎回楽しみにしているのは、 ブックレットの作曲家の熱く想いのこもったメッセージを読むことです(もちろん楽曲の作り方などの話も興味深いですが)。 このGo!プリンセスプリキュアのサントラに寄せた高木氏のメッセージ 特に次回22話の「あの曲」を収録した2枚めの文章は、それだけで もはや物語・涙ぐむ内容です。

by 悩める父メフィスト (2017-03-09 22:12) 

スティクス

>悩める父メフィストさん
22話に向けてハードルが上がっている気がしますが(笑)、思ったままを書けるように、気負いなく観たいと思います。

>サントラ
音源はネットで一部拾えたとしても、ブックレットの内容まではわからないので興味があります。「あの曲」についてのコメントも気になりますが、あえて聞かないようにしますね。私の感想が引っ張られてしまうとアレなので・・・。最終回まで終わってから購入を検討してみようと思います。もはや物語・・・すごく気になります。
by スティクス (2017-03-10 07:46) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。